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I邸別荘|軽井沢の自然と調和する大らかな空間設計
北軽井沢の雑木林の斜面地に建つ、夏季利用のための別荘。豊かな自然の中で過ごす至福の時間を追求し、環境と調和する設計を施しました。
基礎にはRC柱3本を使用し、道路より1層低いレベルに安定した人工地盤を形成。その上に木造3階建の架構を組み上げ、屋根には直線材で構成できるコノイド曲線を採用。大きな落葉のようなフォルムが特徴的な佇まいを創り出しています。
道路からのアプローチでは、小さな橋を渡り、丸太囲いの前玄関へと誘導。大扉を開けると、階段ホールを抜け、視線は広がるボードテラスへと導かれます。内部空間は、唐松の無垢材で仕上げられ、時間とともに深みを増す温もりある空間を演出。夜には、インド砂岩で作られた暖炉の炎を眺めながら、贅沢なひとときを楽しめる設計です。
この別荘は、自然と共に時を重ね、味わいを深める空間として計画されました。
竣工:1996年(平成8年)
敷地:群馬県軽井沢町
構造・規模:木造3階建
用途:別荘










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